2009年06月05日
情報科学類 コンピュータリテラシ
筑波大学 システム情報工学研究科
コンピュータサイエンス専攻, 電子・情報工学系
新城 靖
<yas@is.tsukuba.ac.jp>
このページは、次の URL にあります。
http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/coins/literacy-2009/2009-06-05
あるいは、次のページから手繰っていくこともできます。
http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/
http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/
- 本日の実習室は、3D207 (3Dサテライト)。
- 次回 6月9日火曜日
は、
講義室 3A308 に集合。
Windows XP
- 「スタート」メニュー
- コマンドプロンプト
- 端末(Tera Term)
iTerm のウインドウをキーボードで切り替えるには、「Option+Command+→」や
「Option+Command+左」を用いる。(iTermのバージョンによって違う。)
iTerm や xterm のタイトルを設定するには、term-settitle というコマンド
(coins独自)を使う。詳しくは、cat /usr/local3/bin/term-settitle 。
[再掲]
情報科学類、社会工学類などは、学類独自で教育用コンピュータを持っている。
その他の独自のコンピュータを持っていない所は、
筑波大学全学計算機システム (通
称: icho )を使う。(2008年までは、筑波大学教育用計算機システムという
名前だった。)
このコンピュータは、主に、共通科目「情報処理」の実習(全学必修)を受講
する時に使う。情報科学類生は、「コンピュータリテラシ」で代替している。
情報科学類生も筑波大学全学計算
機システム を利用することができる。
- 実習室にあるパソコン(「端末」)。
Windows Vista、または、Linuxを、電源を入れた時に選択できるパソコン(デュアルブート)とプリンタ。
- 学術情報メディアセンター B205, B206, A203
- 図書館(中央、体芸、医学、春日図書館情報学)
- 3D207, 3K203, 2D201, ..., 1B209,
その他。
- ログインサーバ icho (OS は、Linux)
- メール・サービス(IMAP, Webメール)
- Web サーバ
- Windows リモートデスクトップ
- WebDAV (ファイル・アクセス)
「デュアルブート」とは、電源を入れた時にどのオペレーティング・システム
を実行するか(ブートするか)を、2つの中から選択できるもの。両方同時に
は使えない。
次の場所にドキュメントがある
- 筑波大学全学計算機システムホーム・ページ
-
http://www.u.tsukuba.ac.jp/
- 情報処理実習用手引き
-
http://www.u.tsukuba.ac.jp/tebiki/tebiki20090509.pdf
。
上のホーム・ページから、左側のメニューの「共通科目情報処理」グループの中から「情報処理手引き」を選ぶ。
- 筑波大学統一認証システム
-
https://account.tsukuba.ac.jp/index.html
実習室にあるパソコン。ドキュメントには、「端末」と書いてある。
- OS として、Windows Vista と Linux が動作する。
起動時にどちらかを選択する(デュアルブート)。
- 2009年3月に入れ替え。
-
学類にはない
ソフトウェアもいくつ
か入っている。
- いくつか標準のプログラムが動作しないように設定されている。
Windows XP の後継。使い方が少し違う。
- 左下の「スタート」ボタンがアイコンに (
)
- 「マイコンピュータ」が「コンピュータ」に。
- 「すべてのプログラム」の「アクセサリ」が「Accessories」に。
- その他
Linux は、オペレーティング・システムの一種。もともとは、中心部分(カー
ネル)の名前。さまざまな業者が独自のプログラムとセットにして配布してい
る(distribution)。Red Hat は、その配布業者の1つ。CentOS は、Red Hat社の
Linux に互換性があるフリーのもの。
筑波大学全学計算機システム には、CentOS が利用可能になっている。
筑波大学全学計算機システム の Linux では、「GNOME端末」を開くと、MacOSX の「iTerm」と似
た状態になる。ただし、学類の tcsh とは異なり、bash が実行される。
筑波大学全学計算機システム の Linux は、学類の MacOSX とは基本となる文字コードが違う。
- 学類MacOSX: EUC-JP
- 全学計算機: UTF-8
GNOME(GNU Network Object Model Environment) は、見栄えのよいグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェースを持つ、一揃えのプログラム群を開発するプロジェ
クトの1つ。「端末」以外にも、いくつもの「GNOME」が付くプログラムかある。
筑波大学全学計算機システム では、次のような点について「
利用者システム」
と呼ばれているWeb ページで設定できるようになっている。
- Windows の設定を初期状態にもどす
- 電子メールの転送
- Web ページの公開
- Web ページに関連したエラーの表示
筑波大学内の
複数のコンピュータ
アカウントで、共通のパスワードを使えるようにしたもの。
重要なアカウント
- 筑波大学全学計算機システム
- アクセスポイント
- 無線LAN
- 有線LAN(Ethernet)
- ダイアルイン
- 電子図書館
- e-learning (WebCT)
パスワードは、特別のページで変更する。すると、全部の提携しているシステ
ムで変更される。ただし、共通なのは、パスワードだけで、
ユーザ名は異なる
ことに注意しなさい。
例:
- 筑波大学全学計算機システム
-
s
学籍番号下7桁
- アクセスポイント(無線LAN)
- 学生証のバーコードに記載された13桁のID
2009年入学の学生については、「初期パスワード」は、Twins の初期パスワードと
同じである。
- Twins のパスワードを変更しても、「統一認証システム」のパスワードは変化しなさい。
- 「統一認証システム」 のパスワードを変更しても、Twinsのパスワードは変化しなさい。
- 忘れた時のリセット方法が違う。
パスワードを忘れた時には、所定の場所に学生証を持って行き、再発行手続きを行う。
ssh (scp, WinSCP, Tera Term, PuTTY含む) で始めてあるホストに接続する時
には、警告が現れる。
ssh コマンド
% ssh ホスト名 -l ユーザ名
The authenticity of host 'ホスト名 (IPアドレス)' can't
be established.
RSA key fingerprint is 16進数32桁.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added 'ホスト名 (IPアドレス)' (RSA)
to the list of known hosts.
ホスト名%
PuTTY
WinSCP
本来は、この 16進数32桁
(公開鍵のハッシュ値)を使って、
接続先が正しいことを確認したい。
目で確かめる時には、次のものと比較する(2009年6月5日現在。変更される可能
性もある)。
- icho (icho.u.tsukuba.ac.jp)
-
63:f7:e6:5b:06:4a:5f:8a:b1:47:4e:c0:7b:5d:92:c6
- azalea1-60, balsam1-60, canna1-50 (.coins.tsukuba.ac.jp)
-
d8:b2:bd:32:c0:9d:80:16:dc:40:7e:73:03:25:4f:b9
- orchid-nwd.coins.tsukuba.ac.jp, www.coins.tsukuba.ac.jp
-
1d:52:07:e5:81:88:c3:e6:e6:dc:d7:08:de:b1:e2:25
学類のコンピュータと 筑波大学全学計算機システム (icho) の間でファイルをコピーすることができる。
- scp コマンド
- MacOSX の端末の中、全学/Linux, ログインサーバichoで利用可能
- WinSCP
- Windows で動作する。
cp コマンド (sがない)は、次のようにして使う。
% cp file1 file2
% cp file1 file2 file3 dir1
% cp file1 dir1
% cp -r dir1 dir2
最後にディレクトリを指定すると、そのディレクトリの下に葉の部分の名前が
同じ名前のファイルが作られて内容がコピーされる。
scp は、ssh の機能を使いながら、異なるコンピュータ間(ホスト間)でファイ
ルをコピーする。次のように、コピー元かコピー先のどちらかにホスト名を付
加する。
% scp file1 host1:file2
% scp file1 file2 file3 host1:dir1
% scp file1 host1:dir1
% scp -r dir1 host1:dir2
% scp host1:file1 file2
% scp host1:file1 dir1
% scp -r host1:dir1 dir2
ローカルとリモートで、ログイン名が異なるときには、単に host1
と
するのではなく、user1@host1
と、ユーザ名を指定する。
% scp file1 user1@host1:dir1
% scp user1@host1:dir1/file1 dir2
scp コマンドや、WinSCP は、ssh の機能ではクライアントとして働く。
クライアント・サーバモデルでは、クライアントとサーバは通信するが、
クライアントとクライアント、サーバとサーバは通信しない。
一般の利用者が操作するのは、クライアント側で、サーバ側は
あらかじめ管理者が実行しておくことになる。
sshクライアントのクライアントを操作してファイルをコピーする場合、通信相
手としては最初からサーバが動作しているものを選ぶ。必ずしもすべてのコン
ピュータでサーバを動作させているとは限らない。
次のコンピュータでは、ssh のサーバが動作している。
- coins の iMac, orchid-calc[1-6], orchid-nwd
- icho.u.tsukuba.ac.jp
2台のコンピュータでファイルをコピーする時、両方でサーバが動作している場
合では、どちらで ssh のクライアントを動作させてもよい。
図? 2台のコンピュータでsshのサーバ(sshd)が動作している
どちらか一方でしか ssh サーバが動作していない場合、動作していない方で
ssh のクライアント側 (scpコマンド, WinSCP)を実行する。
図? 片方のコンピュータでsshのサーバ(sshd)が動作している
実習時間中には、
以下の課題をできるだけ多く行いなさい。全部を行う必要はない。
次のような操作を行いなさい。
- 電源オン、オペレーティング・システムの選択
- ログオン
- オグオフ
- シャットダウン (安全な電源オフ、停止)
注意:ログオフとシャットダウンは、一連の実習が終わって最後にやった方が
よい。
次のようなアプリケーションを実行してみなさい。
- Firefox (Mozilla Firefox)
- Safari
- Emacs (Meadow)
- OpenOffice
- Adobe Acrobat 9 Professional
- Windowsヘルプとサポート
- その他
「コマンドプロンプト」を実行しなさい。
- 「スタート」ボタンを押し、メニューを表示する。
- 「Accessories」の中の「コマンドプロンプト」を選ぶ。
「エクスプローラ」のウインドウを表示しなさい。
次のような場所で、コンテキストメニュー(右クリック)を
表示して、「エクスプローラ」を選択する。
- 「スタート」メニューの「コンピュータ」。
- ファイル
- フォルダ
次の上げる方法のいくつかを使って、Z:
ドライブが存在することを確
認しなさい。
- 「コンピュータ(Windows Vista)」
(「マイコンピュータ(Windows XP, Windows Server 2003)」)
を開き、その中で
Z:
を開く。
- 「コマンドプロンプト」を実行し、dir コマンドや cd コマンドで
調べる。
Z:
cd \
dir
- エクスプローラのウインドウを表示する。
- Firefox を実行し、「ファイルを開く」で確認する。
- Emacs (Meadow) で、
Z:\
を開く。
Z:
ドライブは、個人のホーム・ディレクトリである。個人のファイル
は、このドライブ(このディレクトリ)以下に保存すべきである。
「ドキュメント」ディレクトリ(フォルダ)を開きなさい。
Z:\Documents
を開きなさい。
両者が、同一であることを確認しなさい。
片方にファイルを作成し、もう片方にも現れることを確認しなさい。
筑波大学全学計算機システム のログイン・サーバ icho に遠隔ログインしなさい。それには、
PuTTY というプログラムを用いる。
- 次のいずれかの方法で PuTTY を実行する。
- デスクトップの PuTTY というアイコンをダブルクリック
- 「スタート」メニューの中から「すべてのプログラム」の
中の「PuTTY」を選択する。
- カテゴリから「セッション」を選ぶ。
- 「ストアされたセッションの読込、保存、削除」で、icho を選択し、「読込」ボタンを押す。
- 「開く」ボタンを押す
-
login as:
に対して 「s
」から始まるログイン名を打つ。
-
Password:
に対して、
筑波大学統一認証システムのパスワードを打つ。
PuTTY で icho に接続したら、次のようなことを調べなさい。
- ホーム・ディレクトリにあるファイルとディレクトリ
- ディレクトリ
Documents
にあるファイルとディレクトリ
- 接続している人の一覧(
who,finger,finger -l
)
- ホスト名(hostname)
- コンピュータのオペレーティング・システムの情報(
uname -a
)
- その他、
練習問題(1104) 遠隔ログインによるコマンドの実行
に記述されているコマンドを実行してみなさい。
icho のホーム・ディレクトリに何かファイルを作成しなさい。それが
Windows 側で Z:
に現れることを確認しなさい。
PuTTY を利用して、iMac (azalea1-60, balsam1-60, canna1-50など)への遠隔ログインを行いな
さい。
PuTTy を実行したら、以下の図のように、漢字コードとして EUC-JP を選択しなさい。
- 「カテゴリ」で「ウインドウ」の中の「変換」を選ぶ。
- 「受信データは次の文字セットととみなされる」というメニューから
「EUC-JP」を選ぶ。
接続先として balsam1-balsam60, canna1-canna50, azalea1-azalea60 (普段自
分が利用しているもの) を指定して、接続しなさい。
あるいは、Web サーバ( www.coins.tsukuba.ac.jp,
orchid-nwd.coins.tsukuba.ac.jp ) を使いなさい。
- カテゴリから「セッション」を選ぶ。
- 「ホスト名」として、
azaleaN.coins.tsukuba.ac.jp
と
打つ。N
は 1-60 の番号。
- 「ポート番号」が 22 になっていることを確認する。
- 「プロトコル」が「SSH」になっていることを確認する。
- 最後に「開く」ボタンを押す。
接続したら、次のようなことを調べなさい。
また、Emacs や lv コマンドで、漢字を含むファイルが表示できることを確認
しなさい。文字化けする時には、PuTTY の設定でカテゴリ「ウインドウ」の
「変換」を調べなさい。
WinSCP プログラムを用いて、学類コンピューティング環境と
筑波大学全学計算機システム の間でファイルをコピーしてみなさい。
- WinSCP を、次のいずれかの方法で実行する。
- デスクトップの WinSCP3 というアイコンをダブルクリックする。
- 「スタート」メニューの中から「すべてのプログラム→WinSCP3→WinSCP」
と選択する。
- WinSCP の「ログイン」の画面で、「セッション」タブを選ぶ。
ホスト名、
ユーザ名、パスワードを打つ。ポート番号が 22 になっていることを確認する。
- 「ログイン」ボタンを押す。
- 左側のメニューで、
Z:
ドライブを選択する。
注意:Z:
ドライブには、yshinjo
ではなく、自分の筑波大学全学計算機システム のロ
グイン名(s
で始まる)が現れる。
学生証を持っている人は、プリンタを利用してみなさい。
筑波大学統一認証システムの Web ページを開きなさい。
次の手順で「利用者システム」のWebページを
開きなさい。
電子メールの転送の様子がどのようなっているかを調べなさい。転送の設定を
した人は、icho にログインし、ホーム・ディレクトリにある
~/.forward
の内容と比較しなさい。
電子メールの転送をする時には、
ループしないように注意すること。
情報学類と 筑波大学全学計算機システム の両方で相互に転送しあうことはできない。
Linux を起動しなさい。
- 電源オン、オペレーティング・システムの選択で、2を選ぶ。
- ログイン(ログインの画面で、ユーザ名に続きパスワードを打つ。)
- ログアウト(「システム」メニューから「ログアウト」を選択する。)
- シャットダウン(ログインしている状態で、
「システム」メニューから「ログアウト」を選択する。
または、ログインのユーザ名を打つ画面で、「停止」のボタン
を押す。)
筑波大学全学計算機システム のLinux にログインすると、一番上に「アプリケーション」を含むメ
ニュー・バーが現れる。それを利用して、次のようなアプリケーションを実行
しなさい。
- 文字端末
-
- 「アプリケーション」 メニューの「アクセサリ」項目で
「GNOME端末」を選ぶ。
- Firefox
-
- 文字端末の中で「firefox」というコマンドを実行する。
-
一番上のメニューバーで、「GNOMEウェブ・ブラウザ」 のアイコン(地球)をクリックする。
- Emacs
-
- 文字端末の中で「emacs (またはemacs -nw)」というコマンドを実行する。
- 「アプリケーション」 メニューの「アクセサリ」項目で
「Emacs テキスト・エディター」を選ぶ。
- GNOMEヘルプブラウザ
-
一番上のメニューバーの中で、
「システム」 メニューの「ヘルプ」を選ぶ。
筑波大学全学計算機システム のLinux で「GNOME端末」を実行し、ウインドウを開くとシェルが
実行される。このことを確かめなさい。set コマンドを実行して変数が表示さ
れるが、それが大文字だけであることを確認しなさい。$SHELL という変数が
/bin/bash になっていることを確認しなさい。
一時的に tcsh を利用したい時には、bash に対して
tcsh コマンドを実行すればよい。
[yshinjo@icho ~]$ tcsh
[yshinjo@icho ~]$
GNOME端末は、標準では漢字コードは UTF-8 になっている。メニューには、
UTF-8 (標準のロケール)しか現れない。これに対して、次の手順で、日本語
EUC、JIS、Shift JIS が現れるように設定しなさい。
- 「端末(T)」メニューから「文字コードの設定→追加と削除」を選ぶ
- 左側のカラムから、次の 3 つを選ぶ(反転させる)。
- 日本語 (EUC-JP)
- 日本語 (ISO2022JP)
- 日本語 (SHIFT-JIS)
- 「追加」ボタンを押す
うまくいくと、「端末(T)」メニューから「文字コードの設定」にはこれらの日
本語の項目が現れる。
GNOME端末の中で、ssh コマンドを実行し、
筑波大学全学計算機システム のログイン・サーバ icho に遠隔ログインしなさい。
% ssh icho.ipe.tsukuba.ac.jp
% ssh icho.ipe.tsukuba.ac.jp -l ユーザ名
% ssh ユーザ名@icho.ipe.tsukuba.ac.jp -l ユーザ名
ssh
の -l
オプションは、ログイン名を指定するオプションである。
実習室の Linux と icho では、ログイン名が共通なので、
ログイン名を指定しなくてもよい。
GNOME端末の中で、ssh コマンドを実行し、
iMac (azalea1-60, balsam1-60, canna1-50 など)への遠隔ログインしなさい。
あるいは、orchid-nwd.coins.tsukuba.ac.jp, www.coins.tsukuba.ac.jp へ
安価くログインをしなさい。
% ssh azaleaN.coins.tsukuba.ac.jp
% ssh azaleaN.coins.tsukuba.ac.jp -l ユーザ名
% ssh ユーザ名@azaleaN.coins.tsukuba.ac.jp
ssh
の -l
オプションは、ログイン名を指定するオプションである。
実習室の Linux と coins では、多くの人はログイン名が共通なので、
ログイン名を指定しなくてもよい。
全学/Linux の GNOME 端末の中で、scp コマンドを実行し、筑波大学全学計算機システム
から学類へ、および、学類から筑波大学全学計算機システムへ、ファイルをコピーしなさい。
同様に、coins のコンピュータで、scp コマンドを実行して、筑波大学全学計算機システム か
ら学類へ、および、学類から筑波大学全学計算機システムへ、ファイルをコピーしなさい。
筑波大学全学計算機システム の
Linux に coins で作成した LaTeX のソースファイルや画像ファイルを
コピーしなさい。それを、それを次のページを参考にして印刷しなさい。
締め切りは、標準(次回の授業、2009年6月9日火曜日)とする。
(1) については、6月5日の実習時間内に済ませておくことが望ましい。
(1) 筑波大学全学計算機システム のホーム・ディレクトリ、または、その下に作成した適当なディ
レクトリに次のような内容を含む 1 つのテキスト・ファイルを作成しなさい。
- 自分が利用した 筑波大学全学計算機システム のコンピュータのホスト名
- IPアドレス
Linux (デュアルブートのパソコン、または、icho サーバ)では、次のようなコ
マンドで作成する。
$ hostname > hostname-ipaddr2.text
$ /sbin/ifconfig eth0 >> hostname-ipaddr2.text
$ ls -l hostname-ipaddr2.text
(ファイルの大きさの確認)
$ cat hostname-ipaddr2.text
(ファイルの内容の確認)
Windowsの場合、「コマンドプロンプト」の中で、次のようなコマンドで作
成する。
Z:\> hostname > hostname-ipaddr2.text
Z:\> ipconfig >> hostname-ipaddr2.text
Z:\> dir hostname-ipaddr2.text
(ファイルの大きさの確認)
Z:\> type hostname-ipaddr2.text
(ファイルの内容の確認)
作成したファイルの日付と大きさをレポートに書きなさい。
(2) (1) で作成したファイルを scp コマンド、または、WinSCP プログラムを
利用して、学類のホーム・ディレクトリ(または、その下に作成した適当なディ
レクトリ)にコピーしなさい。
コピーした方法をレポートに書きなさい。
(3) (2) でコピーした後のファイルの日付と大きさを調べなさい。具体的には、
学類のコンピュータ(iMac)で次のコマンドを実行し、そのコマンドラインと実
行結果をレポートに含めなさい。
% hostname
(実行結果)
% pwd
(実行結果)
% ls -l hostname-ipaddr2.text
(実行結果)
% nkf -e hostname-ipaddr2.text
(実行結果)
%
(4) [加点] 筑波大学全学計算機システム、または、その他 coins 計算環境以外のWindows が動
作しているコンピュータとiMac の間で、アーカイブ・プログラム(zip,
Lhaplus, その他)を用いて複数のファイルを効率的にコピー(双方向)してみな
さい。レポートには、次のようなことを報告しなさい。
- 利用したアーカイブのプログラムの名前(Windows側、iMac 側)
- 利用した形式
- コピーの方法
- 利用した回線の速度(筑波大学全学計算機システムの場合は、「学内LAN」でよい。)
- コピーの転送速度
- ファイル名の扱い。特殊な文字(:,/,\)、漢字のファイル名が
どのように扱われたか。
- テキスト・ファイルの文字コードの影響(文字コードXなら
プログラムAをつかって読めた、文字コードYならプログラムBで
読めなかったのでプログラムCで変換して読んだ、等。)
- 画像ファイルの形式の影響。
Last updated: 2009/06/04 23:11:00
Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>