ログインとコマンドモード

共通科目情報処理(実習)、国際総合学類対象、1996年12月06日

                                       電子・情報工学系
                                       新城 靖
                                       <yas@is.tsukuba.ac.jp>

このページは、次の URL にあります。
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe/kokusai2-enshu-1996/1996-12-06 /unix-login.html
あるいは、次のページから手繰っていくこともできます。
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/index-j.html
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp/~yshinjo
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp

■実習で使うコンピュータの構成

PC,Mac,Lan,Sun

正面にあるコンピュータは、FMR-60, または、Mac です。見えない所に、Sun というコンピュータがあります。授業では、FMR-60, または、Mac を単独で使っ て実習を行うこともありますし、LAN(Local Area Network)を通じて、裏にあ るSun を使うこともあります。

■ログインとログアウト

パソコン(personal computer)は、文字どおり、個人で使われることが想定 されて設計されているので、電源を入れただけですぐに使えるようになります。 これに対して、Sun (UNIX) は、大勢の人で1台のコンピュータを同時に使う ことができるよう設計されています。ですから Sun を使うには、Sun に対し て「私は利用する権限があります」ということを告げるということが必要です。 これを「ログイン」といいます。逆に、Sun の利用を一度終了することを、 「ログアウト」といいます。

ログインの時には、次の2つが必要です。

両方とも正しければ、Sun は、利用権限があると認めます。ログインに成功す ると、→手引き(入門編)[14] のような画面になります。ユーザ名かパスワードのどち らかを間違えると、もう一度ユーザ名から打ち直します。ユーザ名は、画面に 表示されますが、パスワードは、画面には表示されません。

ユーザ名は、公開された情報です。電子メールを送ったり受け取ったりする時 にも、ユーザ名が使われます。パスワードは、秘密にしておきます。パスワー ドを打っても画面には表示されないようになっています。

FMR-60 →手引き(入門編)[13-15]

■通信プログラム telnet と X Window

FMR から Sun を利用するには、次の2つの方法があります。

◆通信プログラム telnet を使う。
Windows は、終了しない。Windows で動いている他のプログラムを動かしたま ま通信することができる。パソコンのかな漢字変換を使うことができる。
◆Xウィンドウ・システムを使う。
Windows は、一度終了して、完全に X Window のプログラムと入れ替わる。パ ソコンでは、X Window のプログラムしか走らない。Sun でプログラムを走ら せ、表示だけを手元のパソコンにさせるという方法が使える。

Telnet を使う方法は、→手引き(入門編)[13-15] にあります。注意することは、ログ イン名やパスワードをかな漢字変換機能が働いていない状態で打つことと、右 上の「▲」ボタンを押して、画面を大きく広げることです。

■X Window

X Window を使って、Sun にログインするには、次のようにします。

  1. アプリケーション」という窓にある「X window」という名前のアイコンをダブルクリックする。
  2. Windowsを終了します」と表示されるので、 「YHM_Bottun(はい)」のボタンをクリックする。
  3. Login: に対して、ユーザ名を打ち、最後にリターン ([←])を打つ。
  4. Password: に対して、パスワードを打ち、最後にリターン ([←])を打つ。
以後、telnet からのログインと同じです。

■学生支援メニュー

Sun へのログインが成功すると、学生支援メニュー が表示されま す。ここでは、「=>」に対して、番号を打込んで最後 に「リターン([←])」を打込みます。

学生支援メニューの中の「電子メール」は、使ってはい けません。後でもっと便利な方法(mnewsを使う方法)をやりま す。

■コマンドモードの利用

■練習問題

(1) 電源が切れた状態から、手順をふんで、コマンドモードの画面にしなさい。 この時、telnet を使う方法と X Window を使う方法がある。

(2) コマンドモードの画面から、手順をふんで、電源を切りなさい。


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Last updated: 1996/12/06 02:03:10
Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>